夏商戦、秋商戦、年末商戦、年度末商戦


新車を販売するディーラーでは、年間を通して、販売促進に力を入れる、いわゆる“商戦”を4回設けています。つまり、新車がよく売れる時期が、1年に4回あるということですね。

その4回の商戦とは、年度を基準にすると、6月と7月の夏商戦から始まり、9月と10月の秋商戦、12月の年末商戦、そして、2月と3月の年度末商戦です。


ボーナス支給時期に販促活動


この4回の新車販売商戦のうち、会社員や公務員の方などは、夏と冬にボーナスが支給されることが多いですので、夏商戦や秋商戦は夏のボーナスが、年末商戦は冬のボーナスが支給されたことで、購入者側の購買意欲が高まりを狙っての販売戦略といえます。

このサラリーマンのボーナス時期は、他の業界でも販促に力を入れていますので、何も自動車業界だけに限った動きではありません。


年度末商戦は購入者側ではなく販売店側に事情がある


その一方、2月と3月の年度末商戦は、他の3回の商戦とは異なり、購入者側の事情というよりは、販売店側の事情によるものといえます。

新社会人や新入学の方が、新年度及び新生活を迎えるに当たってクルマを購入するという購入者側の事情もなくはないですが、販売店であるディーラーやメーカーが決算を迎えるために、新車販売に力を入れるといった意味合いのほうが強いですね。

ちなみに、決算時期でいえば、秋商戦の9月には半期決算セールと銘打って、販促活動を展開するケースもありますね。


新車が1年で最も売れる年度末商戦


では、1年に4回ある商戦のなかで、最も新車が売れる時期は?といえば、2月と3月の年度末商戦です。

年度末商戦は、前述したように決算を迎えるに当たり、新車の販売実績をできるだけ多く作りたいという販売店側の事情がありますので、ディーラーが1年で最も新車販売に力を入れる時期となります。

年度末商戦、つまり、決算セールにおいては、ディーラーの営業マンとの交渉次第では、販売店から好条件を引き出しやすく、車両本体価格からの大幅な値引きや付属品サービスなどが期待できます。


結語


新車を購入する理由は、車検、買い替え、結婚、就職など様々で、必ずしも商戦時期に新車を購入したいわけではないかもしれません。でも、「可能であれば」ですが、1年に4回ある商戦に購入時期を合わせるなど販促セール等を賢く活用して、新車販売商戦を勝ち抜きましょう。