自動車ローンの種類は大きく分類して3種類


自動車販売においては、車両価格が何百万円と金額が大きいこともあって、ローン及びクレジットでの分割払いがよく利用されています。購入時にディーラーや販売店に一括で支払うのではなく、支払い回数を分割して月々または夏冬のボーナス月に返済していきます。

一般的に、自動車ローンとかマイカーローンなどと呼ばれており、この自動車のローンは、大きく分けて、銀行マイカーローン、ディーラーローン、残価設定ローン(残価設定型クレジット)の3種類に分類されます。


銀行マイカーローンとは


銀行マイカーローンとは、銀行が用意している商品で、自動車に関する資金を目的としたローンです。街頭に店舗を構えている銀行やネット銀行の他、信用金庫や農協でも自動車ローンを取り扱っています。

使いみちは、自動車に関する資金ですので、新車及び中古車のマイカー購入資金以外にも、車検費用や修理費用、カー用品購入費用、自動車学校の授業料などの運転免許取得費用など幅広い用途で利用できるのが特徴です。

住宅ローンの利用や給与振込みの指定など取引状況によって金利が優遇されます。なお、銀行マイカーローンで購入した自動車の所有権は、購入者本人となります。


ディーラーローンとは


ディーラーや販売店の多くは、メーカー系クレジット会社など信販会社と提携しており、そのディーラーでのみ販売する自動車の購入資金を提携信販会社が融資する商品を、一般的に「ディーラーローン」と呼んでいます。ですので、ディーラーローンといっても、ディーラーが直接購入資金を融資するわけではありません。

車種によって特別金利の適用があること、審査が早いこと、購入する自動車を担保にして融資するため審査が通りやすいことなどが主な特徴として挙げられます。

銀行マイカーローンと異なり、ローンを完済するまで車の所有権はディーラーにあります。


残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは


残価設定ローン(残価設定型クレジット)とは、3年後、5年後など一定期間経過後の下取り(買取)予定価格を『残価』と設定して、その残価を据え置いた残りの金額を分割払いする割賦販売商品です。

残価分を最終回の支払いに据え置くことで、月々の支払い金額を低く抑えることができるのが特徴です。

支払い最終回に、「そのまま乗り続ける」、「新車に乗り換える」、「車両を返却する」の3つのプランを選択します。なお、ディーラーローンと同様に、車検証の車両の所有権はディーラー(または金融機関)となります。


結語


「自動車ローン」「マイカーローン」と一言で言っても、前述したとおり、銀行マイカーローン、ディーラーローン、残価設定ローン(残価設定型クレジット)などがあります。

購入するクルマが決まり商談が成立して分割払いを選択したときは、金利や審査基準、車検証の車両所有権などそれぞれの自動車ローンの特徴を比較して、メリットやデメリットを理解したうえでクルマの購入資金の支払い方法を決めることが大切です。