不動産屋に手数料を請求される


新車を購入して車庫証明の手続きをする際に、自宅の敷地内に駐車場や車庫がない場合、月極駐車場を借りる人が多いと思います。

多くの月極駐車場は、募集及び管理を不動産屋が地主さんや土地所有者の代わりに行っていますので、月極駐車場の賃貸借契約で、車庫証明の手続きについて不動産屋に問い合わせすると、「保管場所使用承諾証明書に地主さんの印鑑を押してもらう必要があります。」あるいは「管理委託者として当社が記名押印します。」などど言われます。

その際、一般的には、駐車場を管理する不動産屋が地主さんに印鑑をもらう手続きをしますので、その交通費や人件費等として「車庫証明手続き手数料」を請求されます。また、不動産屋が駐車場の管理委託者として押印する場合でも、同様に手数料を請求してきます。


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駐車場賃貸借契約書のコピーでもOK


ですが、月極駐車場を借りて自動車を保管する人が車庫証明手続きをするときに、保管場所使用承諾証明書は必須ではありません。

月極駐車場を借りる際に作成した駐車場賃貸借契約書のコピーを提出してもいいのです。駐車場賃貸借契約書の写しがない場合は、駐車場の料金の領収書等でもOKです。


大阪府警察署のウェブサイトによれば・・・


車庫証明の申請窓口である警察署のウェブサイトをみると、例えば、大阪府警察署のウェブサイトでは、このような自動車の保管場所が他人所有の場合の必要書類として

ウ.保管場所を使用する権原を疎明する書面(次のいずれか1通でよい。)
○自己の土地・建物を使用する場合 → 保管場所使用権原疎明書面(自認署)(※2)
○月極め駐車場等の他人の土地・建物を使用する場合 → 使用承諾証明書(※3)、賃貸借契約書の写し若しくは領収書(※4)
○住宅、都市再生機構等の公法人が発行する確認証明

(https://www.police.pref.osaka.jp/08tetsuduki/syako/01tetsuduki04_1.html から引用)

と、「いずれか1通でよい」と説明しています。


名古屋の人は愛知県警察署のウェブサイトを参照


「大阪だけのことじゃないの!?」と疑う人もいるかもしれませんので、名古屋でもみてみましょうか!

名古屋は管轄が愛知県警察になりますので、愛知県警察のウェブサイトにも、

〇保管場所の使用権原書1通
保管場所の使用権原書として、次のいずれか1通が必要です。

※保管場所の土地・建物が他人所有の場合

・駐車場賃貸借契約書の写し
・駐車場賃貸借契約書の写しがない場合は、当該契約内容が明記された駐車場料金の領収書等
・保管場所使用承諾証明書

(http://www.pref.aichi.jp/police/shinsei/koutsu/shako/chusha/ から引用)

と、「いずれか1通」と説明しています。


東京で手続きする車庫証明の必要書類は


東京の場合、警視庁のウェブサイト(http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kotsu/hokan/syako_tetsuzuki/jidousha_syomei.html)
には、いずれか1通とは記載されていません。

しかし、独立行政法人国民生活センターのウェブサイトの相談事例と解決結果 「本来は不要だった車庫証明申請時の駐車場貸による使用承諾書」というページで、『いずれか1通』とアドバイスされており、さらに、『使用権原を疎明する書類については、平成3年に警察庁が全国の警察本部に通達を出しており、全国一律です。』と説明しています。

※参照サイト: http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200306_2.html


駐車場賃貸借契約書にも記載されている事項ばかり


不動産屋は、手数料欲しさに騙すつまりはないでしょうが、行政書士のように車庫証明手続きの専門家ではないこともあって、「保管場所使用承諾証明書」以外でも手続きできることを知らないために、自身の手間代である手数料を請求しているのが実情です。

保管場所使用承諾証明書に記載する「保管場所の位置」「使用者」「使用期間」などは、不動産屋が仲介して作成する駐車場賃貸借契約書であれば、記載されている事項ばかりでしょうから、車庫証明の必要書類として不十分とは言えないはずです。


結語


せっかく、査定相場最高額で愛車を売るための中古車買取テクニック を参考にして下取り予定車を高く売っても、他の費用で本来払わなくてもいいお金を払っていては何をやっているのかわかりません。

不動産屋に支払う必要のない手数料を無駄に出費することのないようにして、車庫証明などの諸費用を節約して新車を安く購入してくださいね。